
職場に、何でもはっきり言う同僚がいて、私はいつも言いたいことが言えずにいました。
内心では「なめられてる」「悔しい」と感じているのに、怒ることさえ自分に許せなくて 結局は黙って我慢して、自分を責めてばかりの日々。
ハコミセラピーで出てきたのは、 「いい子でいなさい」「怒ってはいけない」と教えられてきた子どもの頃の私でした。
本当は嫌だった、悲しかった、怒りたかった。 でもその気持ちをずっと押し込めて、大人になっても誰にも見せられなかったんです。
セラピストがそばにいてくれたことで、 少しずつその気持ちを感じられるようになり、心にまっすぐな芯のようなものが生まれてきました。それはまっすぐ伸び、風にしなっても折れない、強くて柔らかい竹のようなイメージでした。
ある日、思い切って「やりたくないです」と伝えることができたとき「私、ちゃんと自分の気持ちを言えた!」と小さな自信が湧いてきました。
ハコミは、私がずっと我慢してきた“本当の気持ち”に寄り添ってくれたセラピーです。
人の目を気にしてばかりいた私が、自分のことを大切に思えるようになった――